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2005年7月 7日 (木)

江戸小紋の工房

昨年、新宿区にある江戸小紋・更紗などの工房を2箇所ほど見学にいった。
更紗はヨーロッパ〜アジアのスカーフみたいに美しいし
小紋は江戸時代の柄のバリエーションが豊富で、ホント感心した。

どちらも染め型(写真参照)を使って染める方法で、特に江戸小紋は江戸時代からの型が現存していて興味深い。
もうすでに使えなくなって展示だけしてあるものも多いのだが。
「なんでこんなアバンギャルドな柄が?」というものも多数。
型染めによる「ナンチャッテ絣(かすり)」なんてのもあり、染めによって絣のギザギザを表現している。
江戸時代は情報の伝達が遅かったから「これが最近流行してる絣ってシロモンだよ」とウソ言って
売りつけていたんだそうです。

工房の社長さんは、使えなくなった染め型をインテリアに利用できないかと試行錯誤していらっしゃる。
写真のフィルムを見るライトテーブルのようなものに染め型をはめこんで、壁に飾るものの試作を見せていただいた。
ハッキリ書くけど、そのライトテーブル状のものがあまりヨロシクないんだな。
発熱しないように作られているので、時代物の染め型にはやさしいマシンなのだけど。
まあ、あくまでも染め型の歴史的・文化的価値がメインだそうだ。

次の週、渋谷パルコで染め型の展示販売会があった。
そこでも染め型が照明器具として利用されたランプシェードが売っていた。
こちらは工芸作家さんが作ってるだけあってキュート。
和紙も一緒に張り込んであると、型から漏れる光がピンクになったりして素晴らしい。
そこで売られていた染め型は昭和の時代のもので、染め屋さんが閉店するため放出したもの。
寂しいですね。

これからはシルクスクリーンにとって代わられようとしている江戸小紋。
ものすごい職人でないとできない技を、なんとか伝承できないものでしょうか。
工房の社長さんには「この商売じゃ食えないからおすすめはしないよ」と言われますた(涙)。

一方、更紗はアジアのほうから伝わっただけあって柄もオリエンタル。
帯の需要が多いのだそうだが、全身総柄もカッコいくないか?
更紗の展示を見せていただいていたら、お菓子とチャイをごちそうになったよ。(喜〜)
この工房では一日体験教室もあるそうなので…トライするのみ!somegata

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