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2008年5月22日 (木)

三島文学…(笑)

着物が少しわかるようになってから、
三島由紀夫の作品のエロさなどが理解できるようになりました。
【綸子のすべる…】と書いてあるだけでエロい!

最近、琵琶湖を臨む彦根の紡績工場が舞台の小説、
『絹と明察』という企業モノ(?)を読みました。

40を過ぎた芸者が紡績工場の寮母になると決めます。
そのときのフレーズが
---
箪笥の抽斗(ひきだし)から秋の袷をとり出して、畳紙(たとう)を解いて
しみじみと眺めていると、今まではついぞ考えなかったことだが、
この一枚の着物がここにこうして在る迄には、
蚕の体から出たつややかな分泌物が、
労働者の手と、商人の手と、工芸家の手を経て、
やっとのことで到着した旅の道行の長さが偲ばれる。
そのずっと奥の奥に、秋の琵琶湖が横たわっている。
自分はこの華やかなきものの、暗い故郷に身を埋めるのだ、
と思うと快さで体が痺れた。
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この女〜〜!! わかるぅ〜痺れるわよねえ。
でも私には、お座敷で着物を着て
【その着物がいたるところで演じる虚偽】みたいな経験はないから
やっぱりシロウトなんかにゃわからないのでしょう。
地方に引っ込んで寮母になることによって
【その自分の過去に、自分で仕返しする】んですってー。
なんでこんなこと書けるんだろう、三島ー!
心がオトメなんですね。

今は司馬遼太郎の新撰組モノを読んでいます。
もうまるで少女漫画♪

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